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zoom RSS 「ラウダ・シオン」 Lauda Sion Salvatorem,

  作成日時 : 2009/06/15 14:06   >>

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【1】
LAUDA Síon Salvatórem,
Láuda dúcem et pastórem,
In hýmnis et cánticis.

シオンよ、救い主を讃えよ、
指導者を、牧者を讃えよ、
賛歌と頌歌によって。

( シオンよ救い主をたたえよ、
あなたの牧者 あなたの導き手に、
賛歌と頌歌をささげよ。)


【2】
Quantum pótes, tantum áude:
Quia májor ómni láude,
Nec laudáre súfficis.

力のかぎり、大胆になれ、
全ての賛美に優る方であるが故に、
単なる賞賛では足りぬから。

( 力のかぎり主をたたえよ。
主はあらゆる賞賛に絶したもうかた、
どんな賞賛も足りぬかた。)


【3】
Láudis théma speciális,
Pánis vívus et vitális
Hódie propónitur.

賛美の特別のテーマは、
命を与える生けるパン、
これが、今日、提示される。

( きょう あなたが 特にほめ歌うのは、
命を与える生きたパンである。)


【4】
Quem in sácræ ménsa coénæ;,
Túrbæ frátrum duodénæ
Dátum non ambígitur.

聖なる晩餐の食卓で、
十二の兄弟たちの群れに
明らかに与えられたそれだ。

( これはとうとい最後の晩餐のとき、
12人の弟子に与えられた あのパンである。)


【5】
Sit laus plena, sit sonora,
Sit iucunda, sit decora
Mentis iubilatio.

賛美は満ちあふれ、響きわたれよ、
喜びにあふれ、歓喜の精神の
美しさよあれ。

( 高らかな賞賛満ちあふれよ、響きわたれ。
わたしたちの心も 喜びと麗わしさに みたされよ。)


【6】
Dies enim solemnis agitur,
In qua mensae prima recolitur
Huius institutio.

実に、それは荘厳な日のこと、
その日に、この制定が
最初に食卓に収穫した。

( 実に このおごそかな日は、
聖なる晩餐の 制定の祝いである。)


【7】
In  hac mensa novi Regis,
Novum Pascha novae legis,
Phase vetus terminat.

新しい王のこの食卓で
新しい契約の新しい過越は、
古い過越を終わらせた。

( 新しい王はこの食卓で、
古い過越を終え、
新約の過越を定めた。)


【8】
Vetustatem novitas,
Umbram fugat veritas,
Noctem lux eliminat.

新しさは古きを
真理は影を追い払い
光は夜を除去した。

( 新しい式は 古いものに代わり、
実体は影を追い、
光は闇をはらった。)


【9】
Quod  in coena Christus  gessit,
Faciendum  hoc  expressit
In  sui  memoriam.

キリストが晩餐で行われたことを、
御自分の記念として
これを行うよう命じられた。

( キリストは晩餐で行われたことを、
記念として行うよう命じられた。)


【10】
Docti  sacris  institutis,
Panem,  vinum  in  salutis
Consecramus  hostiam.

聖なる制定により教えられ
パンとぶどう酒とを
私たちは救いのホスチアと聖別する。

( 尊い制定で教えられた わたしたちは、
パンとぶどう酒とを
救いのいけにえとして聖別する。)


【11】
Dogma datur christianis,
Quod in carnem transit panis,
Et vinum in sanguinem.

キリスト者たちに、ドグマが与えられた、
パンが肉となり、
ぶどう酒が血と変化する、と。

( パンが肉となり、ぶどう酒が血となることは、
キリストを信じる者の信条である。)


【12】
Quod non capis, quod non vides,
Animosa firmat fides,
Praete r rerum ordinem.

あなたが理解せず見えないことを、
通常の秩序の外にあることを
生きた信仰は堅固にする。

( 理解しえないこと 見えないことを、
通常の理を超え
生きた信仰が主張する。)


【13】
Sub diversis speciebus,
Signis tantum, et non rebus,
Latent res eximiae.

いろいろな外見のもとに
物ではなく、しるしだけのもとに、
貴重な現実が隠れ給う。

( 異なった形、表面的なしるしの下に、
すぐれた実体が かくれいましたもう。)


【14】
Caro cibus, sanguis potus:
Manet tamen Christus totus
Sub utraque specie.

肉は食べ物、血は飲物に、
しかし、全キリストは
両形色のもとましまし給う。

( 肉は糧、血は飲物。
キリストはこの両形色のもとで 完全に存在される。)


【15】
A  sumente  non  concisus,
Non  confractus,  non divisus:
Integer  accipitur.

拝領者によって、切断されず、
裂かれず、分かたれず、
完璧に領受される。

( これを受ける者は、切ることなく、
裂くことなく、分けることなく
全体を受ける。)


【16】
Sumit  unus,  sumunt  mille:
Quantum  isti,  tantum  ille:
Nec  sumptus  consumitur.

一人が拝領しても、千人が拝領しても、
この人が受けたように、あの人も同じく、
尽き果てることがない。

( 人が拝領しても 千人が拝領しても、
それぞれは完全に受け、
尽き果てることがない。)


【17】
Sumunt boni, sumunt mali:
Sorte tamen inaequali,
Vitae vel interitus.

善人が拝領するのと、悪人が拝領するのとでは、
しかし、命の或いは内的な
結果は異る。

( 良い人々も悪い人々も受けるが、結果は異なる。
 一方には生、他方には死。)


【18】
Mors est malis, vita bonis:
Vide paris sumptionis
Quam sit dispar exitus.

悪人には死が、善人には命が
同じ受領が、どれ程の異なる
結末となるかを見よ。

( 死滅は悪人へ、生命は善人へ。
同じ糧が、これほど違う結果をもたらすのである。)


【19】
Fracto demum sacramento,
Ne vacilles, sed memento
Tantum esse sub fragmento,
Quantum toto tegitur.

ついに秘跡がさかれても、
ゆるがされずに、思い出せ、
一片のもとにも、
全体のもとと同じように、包まれている。

( ホスティアがさかれるとき、
 信仰をゆるがしてはならない。
一片も 全体と同じようにすべてを含んでいる。)


【20】
Nulla rei fit scissura:
Signi tantum fit fractura,
Qua nec status, nec statura
Signati minuitur.

現実はさかれない、
しるしだけが砕かれる、
それによって意味された方の
状態も背丈も小さくならない。

( 御体がさかれるのではなく、形色がさかれるだけ。
実体の働きも姿も 変わるものではない。)


【21】
ECCE  PANIS  ANGELORUM,
Factus  cibus  viatorum:
Vere  panis  filiorum,
Non  mittendus  canibus.

見よ、天使達のパンを、
旅人の糧となったこれを、
正に子らのパンであり、
犬へ投げやってはならない。

( 見よ、旅人である人間の糧となった天使のパンを。
これこそ子らのまことの糧、
犬へ投げやってはならない。)


【22】
In  figuris  praesignatur,
Cum  Isaac  immolatur,
Agnus  Paschae  deputatur,
Datur  manna  patribus.

前表において、既に予告されていた。
イザクが屠られるとき、
過越の子羊が食されるとき、
太祖らにマンナが与えられるとき。

( これは前もってかたどられていたもの。
すなわち、イザクのいけにえ、
過越の小羊、
先祖の受けたマンナ。)


【23】
Bone  pastor,  panis  vere,
Iesu,  nostri  miserere:
Tu  nos  pasce,  nos  tuere,
Tu  nos  bona  fac  videre
In  terra  viventium.

よい牧者よ、まことのパンよ、
イエズスよ、われらをあわれみたまえ。
われらを牧し、われらを守り、
生きる人々の地において、
我らをして善を見させ給え。

( よい牧者、まことの糧であるイエズスよ、
われらをあわれみたまえ。
われらを養い、われらを守り、
生きる人々の国で、
まことのしあわせを味わわせたまえ。)


【24】
Tu qui cuncta scis et vales,
Qui nos pascis hic mortales:
Tuos ibi commensales,
Coheredes et sodales
Fac sanctorum civium.

Amen. (Alleluia.)

御身は、すべてを知り、おできになり給う、
ここで死すべき我らを牧し給う。
あそこで御身と共に食卓に着く者として
共に天の遺産の相続者としてまた友人として、
諸聖人の市民として我らをなさしめ給え。

アーメン。(アレルヤ。)


( すべてを知り すべておできになる 神よ、
死すべきわたしたちを この世で養い、
天の糧を 彼らに与えられた。
天使のパンを 人々は食べた。)

アーメン。(アレルヤ。)




注意

赤い文字は、韻を踏んでいる箇所です。
 すべての節に押韻が見られます。

大文字小文字の表記は『ミサ典書』の表記に従いました。

【1】〜【4】までは、ラテン語のアクセント記号を付け、
 「ae」 を 「æ」に変換しましたが、

 文字化けを起こしやすいので、  

【5】〜【24】は、アクセント記号は省略し、
 「ae」 ⇒ 「æ」の変換もおこなっていません。


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